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【運営推進会議より】「これで良かったのか」ご家族の葛藤と、私たちが共に歩む理由
昨日開催いたしました「運営推進会議」にて、3月に入居された旦那様のご夫人より、大変貴重なお声をいただきました。
「家族だからこそ抱える苦悩」や「入居後の心の揺れ」など、飾らない本音を語ってくださいました。
■ 24時間向き合うことの切実さ
アルツハイマー型認知症を患う旦那様を、長年お一人で支えてこられた奥様。 「病気だと分かっていても、つい叱ってしまう」「24時間一緒の生活は、本当に大変なストレスだった」と、これまでの壮絶な日々を振り返ってくださいました。当ホームの「できることを一緒に」というコンセプトに共感いただき、ご縁がつながりました。
■ 家族の中で起きた「四面楚歌」の時期
入居2ヶ月後、ご自宅への外泊。そこで息子様たちから「おじいちゃんが可哀想だ」と猛反対を受け、奥様は一時期、孤立無援の状態になられたそうです。「自分が倒れてでも連れ戻そうか」と、自問自答の日々が続きました。
■ 私たちが一番伝えたかったこと
そんな奥様の苦しみに寄り添いたく、当ホームの施設長から、旦那様のホームでの穏やかな様子や、専門的な視点からのアドバイスを丁寧にお伝えさせていただきました。
その話を聞いた息子様たちが、「お母さんの大変さがわかった。もう少しここで様子を見よう」と歩み寄ってくださった時、私たちはこの仕事をしていて本当に良かったと心から感じました。
■ 現在の旦那様のご様子
現在は、「家」と「ホーム」という2つの居場所を旦那様なりに受け入れ始めていらっしゃいます。 最初は険しい顔をされることもありましたが、今では夜も穏やかに過ごされ、ご自身の「できること」を大切にしながら、アットホームな雰囲気の中で過ごされています。
今回のお話を通じて、私たちは改めて「ご本人だけでなく、ご家族の心も救う場所でありたい」と強く実感いたしました。
「預けることは、見捨てることではない」
ご家族が笑顔で面会に来られるよう、私たちはこれからも「もう一つの家族」として、誠心誠意お手伝いさせていただきます。貴重なお話を共有してくださった奥様、本当にありがとうございました。